本田宗一郎「俺の考え」

ビレッジバンガードに本田宗一郎の本が売っていたので買って読みました。

まずはこの本のタイトルのインパクト。実に人間味溢れる本田宗一郎らしいタイトルに惹かれました。

本田宗一郎は、自動車メーカー「HONDA」の創業者で、カリスマ力がハンパ無い、かっちょいい~人物です。

そんなカリスマの考えを400円で聞けるなら買うしかないっしょ!って事で。

 

先日、自分が世界一面白い漫画だと思ってる「キーチ!!」の記事で、コンビネーションが好きと書いたけど、

本田宗一郎と、藤沢武夫のコンビが魅力的でたまりません。

本田宗一郎は技術とカリスマ担当、女房役の藤沢武夫はとにかく裏方に徹して経営、戦略を担当。

キーチ!!もこの二人の関係性にインスパイアを受けてる程で、続編の「キーチvs」は、

染谷輝一が鎌倉で、甲斐慶一郎が六本木で活動しているのだが、藤沢武夫も六本木に住んでたそうで。本田宗一郎は鎌倉じゃなくて下落合だけど。

 

話が逸れちゃったけど、この「俺の考え」、当たり前だけどめちゃめちゃおもしろかった!!

当然の事ながら僕は、戦前も、戦後も、高度経済成長期も経験してないから、とても新鮮だった。

戦前って、国に管理されてたから経営という概念がなかったらしいよ!国から言われたものをつくったら二割のマージンくれる、わざと手間と時間をかけて高くつくったら、二割マージンだから逆に儲かるという矛盾な仕組みだったらしい。競争力もへったくれもないね。東京電力の仕組みにそっくりだね!

そっから戦後、今までの経験が全く意味のない、本当の意味での0からのスタート。この時の本田宗一郎の頭の切り替えがすさまじい!

この本は、昭和37年(1962年)に書いた文章のようだけど、古臭さも全くなく、今でも通じる部分がほとんど。というか、根本的な事を丁寧に説明してくれてるって感じ。

 

ただ、今の世は便利性という点においては、既に絶頂を迎えて今は下降しているというイメージが僕の中にあるから、便利性を追求していた当時とは多少感覚が違うかなぁと思った。それでも今の時代でも柔軟な脳みそで時代に合わせて必ず最適な方向へ機転させると思うけど。

また、ところどころに左翼的思想がみられるグローバル思考の本田宗一郎が、今話題のTPP問題について、どういう意見を持つのか非常に興味が沸いた。それでも金で動くような人物じゃないし、人間力もあるし、本社ビルが地震の時に窓ガラスが地面に落ちて通行人に怪我させないように設計させたって程だから…反対…の意見であってほしいなぁ…。

 

この本を読んでみて、やっぱり最終的には人間力だなぁって思いました。本田宗一郎が残したHONDAを潰したくないって心から思える。それは、アップルにしても、ソニーにしても。製品っていうのは性能、デザインはもちろん必要だし大事だけど、一番核となる部分は「心」だなって。思いました。人間だもんね。

 

本田宗一郎と藤沢武夫、下手な漫画や小説より全然面白いからwikiかなんかで調べるといいですよ!とにかくかっこいいから!!

 

 

 

 

 

 

 

 


[fblike]



unde_icon"

 「世界にひとつ」を、あなたに。
  一点物Tシャツブランドundetroze
  ONLINESHOP:undetroze.com

デザインポートフォリオ : p.reomsd.com