僕はテレビドラマ脚本家の野島伸司が本当に大好きな野島信者だ。野島伸司氏の代表作は、家なき子、高校教師、101回目のプロポーズ、人間失格、ひとつ屋根の下、未成年、聖者の行進、リップスティック、あいくるしい、プライド、世紀末の詩、ゴールデンボウル、薔薇のない花屋等、有名な作品がたくさんある。

そんな野島作品を色々見ているうちにある事を発見した。その発見というのは、ズバリ「色」だ。

それは色の心理でもあり、人の真理でもある。

その「色」についてめちゃめちゃわかりやすく説明したドラマが、2001年に制作された、「ストロベリー・オンザ・ショートケーキ」である。

実際にストロベリー・オンザ・ショートケーキを見た人でもその内容は、若者の恋愛ドラマ程度にしか思ってない人もたくさんいると思う。でも実はこのドラマ、視点を変えれば「色の【法則】」をわかりやすく示した、教科書みたいなドラマなのである。これからその説明をしていくが、ネタバレというか、オチをいきなり言っちゃうので、これから見ようとしてる人は注意してください。


ストロベリー・オンザ・ショートケーキ


このドラマの中心人物は入江まなと役の滝沢秀明、入江唯役の深田恭子、沢村遥役の内山理名、佐伯哲也役の窪塚洋介の4人。

この4人を色に変換すると、
滝沢秀明(青)深田恭子(赤)内山理名(青)窪塚洋介(赤)となる。

 

これが最初は

滝沢秀明(青)内山理名(青)】、
深田恭子(赤)窪塚洋介(赤)】がいい感じになって、

紆余曲折がありやっぱりダメな感じになって、最終的に

滝沢秀明(青)深田恭子(赤)】、
窪塚洋介(赤)内山理名(青)】が最適の組み合わせだった。

って、要はそれだけの話だ。

マジで、こんだけだ。「赤赤青青」よりもの方が相性いいよーって、こんだけ。こんだけの事に肉付けをし、あんな面白いドラマに仕立て上げている。すごい。

では何故タッキーと内山理名が青で、フカキョンと窪塚君が赤なのか。
これはドラマの中で、分かりやすく教えてくれている。

まずは女性陣、この二人は映像をみれば一瞬でわかる。





フカキョンは赤いコートやピンクのパジャマなど、一貫して赤を身にまとっている。内山理名も青いマフラー、青いジャージ等、基本的にずっと青い服装をしている。

更に言うと、二人の部屋までも、徹底して赤と青に統一されている。



 

女性陣はビジュアルからすぐわかるが、男性陣はそんなにわかりやすくはない。
男性陣の判別は、タイトル名の「ストロベリー・オンザ・ショートケーキ」の由来からわかる。

ケーキの上にあるイチゴ。このイチゴを大好物として、イチゴを先に食べる?それとも後に食べる?

ドラマの中で、こんな質問があり、タッキーは後から食べると言い、フカキョンと窪塚君は先に食べると言った。

この質問こそこのドラマの本質だ。まあだからタイトルなんだけど。

 

 

先に食べる人は赤。後に食べる人は青。


色彩の心理


ここで色彩の心理について書いていきたいと思う。

赤色青色にそれぞれどんな効果や心理があるのか。

自然の中にある赤は、炎や夕日など。青は海や空などが代表的だと思う。

炎や夕日などの赤は、少ししか姿を表さなく、まるでジェットコースターみたいに山なりに起伏が激しく情熱的に燃えそしてなくなる。

いっぽう海や空などの青は、永遠に続く空や海などで、静かで大人しい雰囲気で、さーっと平行に果てしなく続く。

 

これを人間に置き換えると、

一番力が発揮する時に全力で立ち向かい、後先の事など考えない、ミュージシャンやクリエイター、アーティストなどが

大きな冒険もしないが大きな失敗もしたくない、いつまでも平和を望む、サラリーマン的な人は

 

なんじゃないかなと考察できる。ちょっと大げさに書いたけど、これが「赤と青による人間の真理」だ。

 

言語化でなく色覚化でみる新鮮さ


ザ・普通の役の、タッキーと内山理名。

”今”に、怖いくらい純粋に全力で、夕日をみて「じゅじゅじゅじゅじゅー」とかわけわかんない事言ってる役のフカキョン、今を維持する為に病人のふりして二年も留年したイカレヤロー役の窪塚君。

上記の「赤と青による人間の真理」は、僕が勝手に考察していきついた事だから正解なんてないが、「ストロベリー・オンザ・ショートケーキ」はこの法則について説明しているんじゃないかと思う。けどそういう説明は一切無いし、調べても何もでてこないから、このドラマ制作に関わった人にそれは違うと言われたらそれまでだけど。でも僕はそう確信している。

 

 

この法則を知った時に僕は、すごい衝撃を受けた。僕は親にすら「変わってる、頭がおかしい」と思われていた事があった。色々と衝突した。僕は自分の価値観を上手く言語化が出来なかった。自分の価値観がおかしいのかなとも思った事もあった。
それを、言語化さえも超越して、色覚化が出来た。大げさかもだけど、その時自分の価値観を初めて正当に肯定して説明できたと思った。僕は赤なんだと。
僕は間違ってなかった。親も決して間違ってはいなかった。ただ、色が違うだけなんだ。僕はこれからもっと進んでいいんだ。
それで、もっともっと赤くなりたいと思って、当時は赤い服しか着ていなかった。これは軽く黒歴史だ。笑

このドラマの窪塚君が超絶かっこよくて、内山理名が超絶かわいいと思ったけど、もしかしたら青い人が見たら、タッキーがかっこよくて、フカキョンがかわいいって思うのかなあ。

 

ってな感じです。こういう視点からこのドラマをみるとすごく斬新ですよ。

「ストロベリー・オンザ・ショートケーキ」はマニュアル編です。ちなみに野島伸司作品で「赤と青による人間の真理」演出をしてる作品が実はもうひとつあるので、次回はそれを書きたいと思います。

 

アーカイブ
1: 野島伸司のドラマから考察する「赤と青による人間の真理」【ストロベリーオンザショートケーキ】
2:「赤と青による人間の真理」
3:野島伸司のドラマから考察する「赤と青による人間の真理」3【聖者の行進】
4:新世紀エヴァンゲリオンから考察する「赤と青による人間の真理」4


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