本を読むという事|右脳と左脳

四つ話のクローバー

合間を塗って水野敬也氏の「四つ話(よつわ)のクローバー」を読みました。

この本のジャンルはなんていうのかなあ。一言でジャンルを言えない。

わかりやすく誰でも理解できるように且つ、すんなり受け入れられるように「大切な事」を物語の中に落とし込んであります。本質的には自己啓発書です。

普通の自己啓発書ならなんか、かたっくるしくて読む気にもなれないし、読んでも頭の中に入ってこない、もっと悪く言うと「つまらない」とかあると思うんだけど、四つ話のクローバーは面白い話しに例えながら教えてくれるので気持ちよく体の中に入って行きます。

一時間もあれば最後まで読んじゃえます。本当に分かり易いし楽しい。文章めっちゃ上手だなあ。オススメです!

 

水野敬也氏の著書は「夢を叶えるゾウ」が有名ですが、実はそれはまだ読んでないんですよね…

「夢を叶えるゾウ」はドラマ化もされていて、ドラマの方をちらっとだけ見たんだけど、俺の大好きなヒンドゥー教の神様ガネーシャが登場してたから、当時の僕は、内容を知りもしないのに神様を商業にのせてた事に嫌悪感を抱いていたんです。読んでないのに、批判するのは最低な事ですよね。反省。

夢を叶えるゾウは、相当面白いそうなので、近い内に読みたいと思います。なんか家に「雨の日も、晴れ男」もあったのでそれも読みたいと思います。

 

 

ところでみなさんは、「本を読む事」についてどう思っていますか?

僕にとって本を読むという事は、著者の脳みそを覗き込むという感覚に似てるな。と思っています。

漫画、小説などは、作家の脳みその中を、絵なり文章なり体外に「具現化」させた物だと思って読んでいます。いわゆる「右脳」ですね。

自己啓発書やビジネス書は、作者が時間をかけて色々プロセスを経て貯めてきた知識や思考をまとめて凝縮し、落とし込んだ物かなと思っています。これは「左脳」です。

水野敬也氏の本の造り方は、左脳と右脳両者を使っていると思います。歴史小説もそんな感じなのかなとも思います。

 

それぞれとっても面白い要素があるので、今までは漫画、小説等「右脳本」ばかり読んでいたので、これからビジネス書や自己啓発書など、色んな本をバランス良く読んでいきたいなと思います。

 

 

reomasuda