はじめてモノクロフィルムを現像した

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はじめてモノクロフィルムを使ってみた。
そもそもカラーフィルムすらそんなに利用してないですが、思った事を書いていきます。

フィルム自体あまり売っていない

スマホで十分ハイクオリティな写真が撮れるこの時代では当たり前だけど、フィルム自体あまり売っていない。田舎なら尚更。あっても富士フィルムの一種類。
初めてのモノクロでフィルムの違いを体感したかったので、富士フィルムのACROS100と、コダックのTX400の二種類を東京のビックカメラで購入した。コダックの方が値段が高かった。

イメージできない

カラーが前提のこの世界を脳内で白黒に置換させる行為は本当に難しいと思った。ボタンを押したらすぐに教えてくれるデジタルに慣れてしまっているからイメージ力が下がっている気がした。でもこれが時間差で答え合わせするフィルムの楽しさなのかなと思った。

現像できる場所が限られている

カラーとモノクロは現像の方法が違うらしく、限られたところでしかできないらしい。ただし、外注としてほとんどのカメラ屋さんで受けてくれる。

フィルムの種類でも現像できる場所が変わる

富士フィルムとコダックフィルムだと現像する場所が変わるらしい。

手元にくるまでめっちゃ時間かかる

富士フィルムだと数日らしいが、コダックフィルムだと約2週間かかった。そして現像代もフジより高かった。

データ化がもどかしい

現像は無理だけどデータ化は自分のスキャナーで簡単にできるかなーて思ったけど、できなかったから後日近所のカメラ屋さんでしてもらった。一本500円だった。なんかもったいない。自宅でフィルムスキャンできる専用スキャナーも売ってるみたいだけど、なんか抵抗あるんだよなー。はよフィルムスキャンアプリをリリースしておくれ

感想

粒子の荒さがたまんねえ。あんな小さいフィルムの枠の中に一色の粒だけで表現できてるなんてすごすぎる。
個人的には、富士フィルムよりもコダックフィルムの方が好みだった。コダックの方が黒が濃くてコントラストが高い感じがした。
今後はコダックかなーって思っているけど値段とタイムラグがすごいからちょっと考えます。
カメラはCONTAXのT2というコンパクトカメラを使っているのだけど、T2はカラーの方が映えるのでは?と思ってるからそこも考えてみます。

最後に撮った写真を。解像度下げちゃってるから魅力は伝わりづらいかも。

モノクロで撮った最大の目的は印画紙へのプリントなので、プリントできたらまたブログ書きます。印画紙プリントはもちろん未経験です。

reomasuda