CDジャケットをデザインしました。
バンドSuN-BoXのCDをオールデザインしました。
かなり好き放題させてもらいました。
一番こだわったところは、CDの盤面ラベル部分のデザインです。
盤面ラベルの印刷方法は二種類あって、CMYKの通常の印刷方法と、シルクスクリーンでの印刷方法があるのですが、
シルクスクリーンの方法は、版画のように、版にしてプリントするので、最大4色しか出来ないのですが(業者によってはもっと色出せるかもしれない)、逆に型を作れるので、クッキリ印刷が出来、蛍光や金とかの特殊な色を使えたり、印刷する前の、キラキラした部分を有効的に使えるんです。
今まで何度かCD制作をしてきたんですけど、シルクスクリーンでした事はなくて、やっぱり普段シルクスクリーンを扱ってるんだからシルクスクリーンでもやらないとなって事で、作業が普通のよりもちょっぴり面倒だったんだけど、それだけに出来上がりがとても楽しみでした。
出来上がりはこんな感じ。色はシンプルに、黒と白の二版構成。デザインはバンド名の通り「太陽と箱」
はみ出す太陽、空間内は無限の色彩。
素材の良さを生かすっていったら大げさかもしれないけど、この無垢な部分を生かしたかった。このキラキラしてる部分ってすごく好きなんです。角度によってレインボーが出来るとか、めちゃめちゃ素敵じゃないですか。これを上手に使えたらいいなぁって思って。データ上だとイメージに頼るところも出てしまい、最終的に完成したものを見ないとどんな感じかわからないんだけど、無垢さんが思った以上に綺麗にハマっててよかった。一安心。
CDの表と裏のジャケット
出来上がりをこの眼で見る瞬間ほど嬉しいものはないよね。生で見て初めて作業終了っていう感じで。やっぱりデザインって楽しいです☆