大竹伸朗ニューシャネルTシャツを買った
とうとう買ってしまった。大竹伸朗の「ニューシャネル」Tシャツ。
大竹伸朗は現代アーティストで、概念を吹き飛ばす、ぶっとんだアンダーグランディーな作品を次々と生み出してくれる。シルクスクリーンを使った作品だったら、なんかどっかのおっさんの写真をシルクスクリーンで、そこらへんの新聞紙に印刷した作品があるんだけど、それがすごくよかった。銭湯を丸ごと手掛けた作品もあるよ!いつか絶対行ってみたい!
元々、大竹伸朗の事が好きというのもあるが、このニューシャネルTシャツのインパクトさに心底惚れた。
まずニューシャネルという言葉。言葉だけのイメージからは、ニューシャネルという位だから、あのシャネルが進化したとか、ゴージャス感たっぷりなイメージがある。
それをこのカタカナで…。ギャップって言葉がすごく似合う。こんなチープにドカーンってやっちゃうところが大竹伸朗っぽいというか、すごく素敵。
ニューシャネルと続いて意味が不明。この言葉選びも秀逸。言葉の意味は?なんでも大竹伸朗が出会ったスナックなんだとか。多分言葉がずっと体の中に残ってたんだな。ここに喰いつくアート感覚が大竹伸朗なんだな。大竹伸朗がデザインしたYMOのでテクノTシャツもかっこいいよ☆
このTシャツからカタカナに魅力を感じ始めた。カタカナって、なんかダサいってイメージが僕の中にはある。 英語>漢字>ひらがな>カタカナ みたいなイメージがどことなくある。
その前からも、椎名林檎は無罪モラトリアムとか、勝訴ストリップとか、漢字+カタカナをよく使っていて、なんかかっこいいなーとかは思っていたけど、字についてはダサいイメージ。
でもよ~く考えたら、一番幾何学が似合う字体なんだなって思った。他の字と比べ、曲線が少ない。そして斜線が多い。それで歯磨き粉のデンターシステマのフォントを見て、カタカナってめちゃくちゃかっこいいなって思った。
で、ニューシャネルTシャツ買って手にして、よーく見てから気づいたんだけど、
なんか丸くなってるところとか、めっちゃ鋭利なところとか、なんか色々詰まってる!
手書きフォントのバランス、手書きフォントならではの配置、おもしれーなーデザインって。
なんでここまで説明ったらしく書いたかっていうと、大竹伸朗を知らない人が、初対面のこのニューシャネルのTシャツを見て、絶対うわー・・・って反応になるんじゃないかって思ったから、こういう事なんだよって少しでも知ってもらいたい為ですw臆病な僕ですw
でもここで終わりにはしません!僕もTシャツ屋なんですからここからこのTシャツを、自分の色に、シルクスクリーンでガチガチに改造して、勝手にコラボしよーかなーって思います。コラージュを。気まぐれに。
完成したらアップしようかなー。出来がよかったらアップします。
追記:勝手にコラボしました。更にぶっとんだ作品になりました。コチラ→http://reomsd.com/recommended/newchanelkai/