蜘蛛とフリーランス

彼岸花は英語でred spider lilyと読みます
彼岸花は英語でred spider lilyと読みます

東京から地元の静岡に帰ってきた一番に思った事は、
虫がめっちゃいる!!!

虫がたくさんいるという事は当然虫を捕食する蜘蛛もたくさんいます。
蜘蛛はたくさん虫を食べてくれるから放っておいています。
するとだんだんと愛着が湧いてきて、観察するようになりました。
観察してから更に愛おしくなりました。

蜘蛛はフリーランス

蜘蛛は単独で行動します。
蜘蛛は巣を張り獲物が捕まるのをずっと待ちます。
捕まれば生き延び、捕まらなかったら死にます。
食えるか食えないか、生きるか死ぬか。
蜘蛛同士にスキルの差はあまりありません。
では食えるか食えないかの差は何か。
それは立地と運です。
立地がよければ生き延び、悪ければ死ぬ。
これはフリーランスで活動してる僕と境遇が似てるなと思いました。
それから放っておいたまま観察と応援をしていました。
改めて、立地はとても大事だという事を蜘蛛から学びました。

いつも観察していた蜘蛛がある日いなくなっていました。
それは蜘蛛の死を意味していました。
しばらくすると少し離れたところに違う種類の蜘蛛がいました。
死に、紡ぎ、生まれていく。毎日が戦いだ。

違う場所では、蜘蛛の巣の手前に違う蜘蛛が巣を張っていました。
奥の蜘蛛は死んでいました。
一見ズルいと思ったけどこれは生きるか死ぬかの戦い。
とても賢いなと思いました。
ある程度の覚悟が必要だという事を蜘蛛から学びました。

今は、同じ種類の蜘蛛が天井と足下に蜘蛛の巣を張っているのを観察しています。
どちらが生き延びるかはまだわかりません。
どちらか生き延びたら、僕はまた何かを学ぶでしょう。

他にも、僕は蜘蛛から学び続けると思います。
学ばせてもらった事を、しっかりアウトプットしていきたい。

reomasuda