#1結果より過程 #2言葉遊び

 

雪の偶像

#1 結果より過程

地球の永い、永い、人生。
地球の崩壊が「結果」ならば、
私達は「過程」の最中にある。
私達に結果など存在しない。

 

とまあ、こんな言葉を思いついてしまった。

中二っぽく、無駄に哲学的な言葉だ。
これは悪魔で「地球」が主観の話である。
もちろんビジネス、経営者においては過程より結果だと思っている。

こういう、一見深いようで結局何を言いたいのかわからない無意味な言葉って結構好き。
妄想癖も手伝って、僕の脳内にはいつもこんな感じに言葉が飛び交っている。

 

 

 

 

 

#2 言葉遊び

かの夏目漱石は、小説の中で、当て字、造語等、たくさん「言葉遊び」をしていたという。

浪漫、非道い、沢山、肩が凝る、兎に角
とか。今にしてみたら日常会話の中にも普通に使われていて立派な「正しい日本語」になっている。

特に肩が凝るという言葉は、この言葉をつくったおかげでこの症状に「気付いてしまった」らしい。

非道い(ひどい)という当て字なんて、字自体の意味でも理にかなってるしセンスを感じる。

こういうユーモア溢れる事をするのは本当に素晴らしいと思う。

何よりも、造語だの当て字だの、普通にしといてその説明をしないのが面白い。おかげで証拠記述がないので本当に夏目漱石が造った言葉なのか今も不明らしい。かっこいい。

正しい日本語、日本語の使い方とかよく言われるが、そもそも「言葉」に完成などない。
人間が、時代に合わせて編集し続ける、形の無いTOOLなのである。言葉も過程の最中にあるのである。

 

「undetroze」も造語だし、クリエイティブでユーモアな発想はいつでも自分の中で大事にしたいと思う。

reomasuda