新世紀エヴァンゲリオンから考察する「赤と青による人間の真理」4
1: 野島伸司のドラマから考察する「赤と青による人間の真理」【ストロベリーオンザショートケーキ】
2:「赤と青による人間の真理」
3:野島伸司のドラマから考察する「赤と青による人間の真理」3【聖者の行進】
これまで野島伸司氏のドラマ「ストロベリー・オンザ・ショートケーキ」と「聖者の行進」を参考にし、「赤と青による人間の真理」を書いたが、野島伸司氏以外でも実はこの色の関係の作品がある。それが庵野秀明氏監督のテレビアニメ、「新世紀エヴァンゲリオン」だ。
ここでのエヴァンゲリオンはテレビアニメの方で、劇場版ではないが、アニメ版のネタばれ的な部分があるのでご注意ください。
赤と青の心理
はじめに赤と青の心理について前回に詳しく書いたが簡単に書くと、
赤と青についてイメージされる自然物は、
「赤」…炎、夕日など。炎や夕日などの赤は、まるでジェットコースターみたいに山なりに起伏が激しく情熱的に燃えそしてなくなる。
「青」…空、海。海や空などの青は、永遠に続くイメージがあり、静かで大人しい雰囲気で、さーっと平行に果てしなく続く。
これを人間に置き換えると、ジェットコースターみたいな人が赤。水平線な人は青。となる。
新世紀エヴァンゲリオン
画像のまんまで、アスカが赤、綾波レイが青だ。主人公の碇シンジは、中立の紫。
単にビジュアルだけ統一されているわけではなく、中身も赤と青だ。
中身どころか物語的にも明確に色分けされている。
惣流・アスカ・ラングレーは帰国子女で天才、プライドが高く、非常に高飛車であり傲慢かつ自己中心的な性格。颯爽と登場し、絶頂を向かえ、最終的にはズタボロになり精神崩壊、廃人になる。
綾波レイは、淡々としてる性格。のちに発覚するが、クローン人間。つまり、「無」の概念がない。理論上永遠に生き続ける。
この「赤と青の関係性」、野島伸司氏の作品二つで気付き、更にエヴァンゲリオンでも赤と青に色分けされているので、うわーすげえなコレ。って思った。
という感じで4つに分けて書いてみた。文章が下手過ぎてあんまり伝わらなかったと思うんだけど、僕の中ではこの発見は、本当にかなり衝撃的な出来事だった。それは多分何の情報も無しに、完全に自分の力だけで発見したからだと思う。あと元々二元論が好きという事もあるけど。
他にもこの法則が絡んでくる作品を見つけたら書いていきたいと思います。ありがとうございました。
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